2010年:新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
昨年の医療問題で最大の事件は『新型インフルエンザ』であることは誰もが認めることと思います。季節型インフルエンザがほぼ終結する春先から海外で話題となり、またたく間に日本に上陸しました。いつもならインフルエンザなど考慮しない夏場においても検査が行われ、多数の罹患者がいることがわかりました。我々の3施設でも小児を中心に少なからず患者が見つかりました。幸いにも重症、死亡患者は今のところ出ていない状況ですが、年が明けても引き続き注意しなければなりません。ワクチン接種が昨年末から本格的に施行されて、今のところ大きな混乱はみられませんが、今後どういう展開になるのか、迅速で正確な情報が待たされます。
さて、あさひ病院においては昨年MRI装置の入れ替えが行われ、さらに高い機能を誇るものになりました。8年前の古い装置が新しいものにかわり、あさひ病院医療の中核である脳神経・血管分野の診療がますます充実するものと確信しております。また、心血管や腹部など他領域の診療においても威力を発揮するものであり、今後さらに活用していきたいと考えております。時を同じくして、竹の塚あさひ医院においてもMRI装置の入れ替えが施行されました。
あさひ病院では病床の稼働率を引き上げ、患者の入退院をより円滑にするために、回復期リハビリテーション病棟を開設しました。このようにいろいろやりくりしていますが、医療をとりまく状況は相変わらず厳しく、医師・看護師あるいは薬剤師など専門職員の確保に苦労しております。多忙な医療現場で働く者への十分な経済的、時間的保証がないと、この問題は解消しません。困難が待ち受けていますが、医療人の誇りを失わず、医療の質、快適性を向上させ、安全性を確実なものにするという理想に少しでも近づけるよう、我々東京朝日会は努力していく所存です。
2010年が皆様にとってすばらしい活躍の年になることを、心からお祈り申し上げます。
医療法人社団東京朝日会あさひ病院
病院長 金秀樹

本年もよろしくお願い致します。 <スタッフ一同>
