設備・機器


血管撮影装置

フィリップス社製インテグリスCV12を導入し、脳、心臓、腹部および四肢の血管を映し出すカテーテル検査を行っております。これにより脳動脈の狭窄・閉 塞を評価したり脳動脈瘤の位置を確認したり、狭心症・心筋梗塞の診断など、身体各部位の血管病変の診断ができます。また、狭くなった広げたり、カテーテル による病巣への薬剤を直接注入といった血管内治療が可能となります。


MRI

シーメンス社製 1.5MRI MAGNETOMESSENZAを導入しています。従来当院で使用していましたMRIに比べ大幅に画質は向上し、検査時間も短縮することができました。
全MRI中、最小のマグネットの採用によりガントリの小型化を実現し、患者様の負担を大幅に軽減しました。また、ガントリ中心にアイソセンターマトリスクコイルを配置することで、妥協のない画質を提供しています。頚椎、胸椎、腰椎を3ステップで撮像した画像を自動的につなぎ合わせることが可能であるため、全脊椎を一つの画像として表示することもできます。さらに4個の異なるコイルの組み合わせにより、全身対応高分解能撮像を実現しています。


CT

GE社製デュアルマルチCT New ProSpeedⅡを導入しています。従来のシングルヘリカルCTと比べ画質について、AutomA機能により無駄な被ばく無しに高画質が得られています。頭部検査領域でアーチファクトの出やすい脳底部では、2列同時に画像データを収集することによ り、低線量でアーチファクトの少ない高画質を実現しています。胸部や腹部の検査では短い息止めで広範囲の撮影が可能となりました。


PACS

株式会社イメージワン社製のPACSシステムを導入し、フィルムレスで運用を行っております。フィルムで運用していた時に比べ、全てがモニターによる画像診断となる為、撮影後フィルムを運搬する時間が短縮され、患者様をお待たせすることがほとんどありません。また、デジタル画像は瞬時に画像の拡大・縮小などが可能なため、診察医による患者様へのより質の高い医療提供を実現いたしました。附属施設の竹の塚あさひ医院ともネットワークで繋げているため、両医院をご利用頂いている患者様に、あさひ病院に導入されている最先端の検査装置の検査結果もご覧いただくことが可能となっております。