平成28年3月23日、東京都江東区青海にある『東京都臨海リサイクルパワー株式会社』さんへ伺い、産業廃棄物や感染性医療廃棄物のリサイクル処理をどのように行っているかを知るために、施設の見学をさせてもらいました。
こちらでは他のリサイクル処理場と違い、産業廃棄物と感染性医療廃棄物を分けてリサイクル処理をしているとの事です。
廃棄物を焼却する際に発生する廃熱で発電した電力を作り出すことをサーマルリサイクルといい、東京電力へ充電しているそうです。
マテリアルリサイクルという焼却時に出た焼却灰は溶解されスラグと呼ばれる道路の補修等に使われる補修材となり、土木会社等に売却している。取り除いて分けられた金属等はリサイクル業者へ売却しているそうです。
感染医療廃棄物処理は大きな冷蔵庫のような倉庫で保管され、ベルトコンベアに乗せて人の手を使わずに機械のみで保管処理を行うため、今までの針刺し事故等は0件だそうです。
保管時には番号が取り付けられ数日間保管されるため、誤って廃棄に出された物も医療機関ごとに探し出すことができるとのことです。
3.11の震災以降は処理される廃棄物を積んだトラックの放射線測定も実施しているとのことです。 廃棄物は基本的にリサイクルされるため、ゴミはほぼ出ないようにしているそうです。
今回、見学させて頂き病院内でもなるべく分別や再利用をし、ゴミの削減を心がけようと思いました。
平成28年3月23日