カテゴリ:健康



あさひ病院 · 2016/12/12
紀元前エジプトの遺跡で発見された文書において、すでに「極度の多尿、口渇」など糖尿病(DM)を思わせる記載があると伝えられています。しかし、病因がわからないまま時代は流れ、膵臓がそれに関係することがわかったのはやっと17世紀になってからです。それでも有効な治療法の発見にはなかなか至らず、1910年代になって「全熱量の制限を行うべきだ」とする考え方すなわち「食事制限」が初めて提唱されました。さらに、今から100年足らず前の1921年ついにインスリンが発見され、その翌年には臨床応用されるようになりました。

あさひ病院 · 2016/09/26
「健康なあなたでも皮膚にはたくさんの細菌が棲んでいる!」と聞いたら皆さんはびっくりされるかもしれません。腸内細菌ならよく聞くけれども、いつもきれいに洗っている皮膚に細菌がいるなんて、気持ち悪くていやだ、と思われるでしょう。でもこれは本当の話です。...

あさひ病院 · 2016/06/23
熱中症とは、暑熱環境すなわち高温多湿な環境下において、体内の水分および塩分(ナトリウム等)のバランスが崩れる、体温の調節機能が破たんするなどして発症する身体障害のことをさします。 <熱中症の発生時期と環境要因>...

あさひ病院 · 2016/02/14
「健康寿命は骨に聞け!」~骨粗鬆症について  高齢化社会を迎え健康寿命の維持、すなわち歳をとっても元気に体を動かし、いきいきとした生活を送ることを誰しも望むようになりました。しかし、 せっかく長生きをしても、自立生活能力の低下から介護が必要な人が増えているのも事実です。寝たきりの原因には脳卒中や老年症候群が最も関与しています...
あさひ病院 · 2015/11/02
Q/血液サラサラという言葉をよく耳にしますが、どういうことですか? A/血液の個体成分には赤血球、白血球および血小板などがあります。径8マイクロメートル(8mmの千分の一) の赤血球が毛細血管という一番細い血管(7マイクロメートル)を通る際には変形しなければなりません。白血球も同様です。血小板は毛細血管径より小さい...